大将の相続

昨日の夜、僕は久しぶりに彼女を誘ってもうかれこれ5年は通っている一宮市にある、行きつけの店へと足を延ばしました。そこはクジラの肉を食べさしてくれる珍しいお店で、僕らの世代でクジラの肉を好んで食べるやつはいないのですが僕の父親がクジラの肉が大好きで、なんでも昔の日本の重要なタンパク源だったんだと何度も聞かされました。給食にもクジラの竜田揚げというメニューがあってめちゃくちゃ人気だった。と話して聞かせてくれる父親に連れて行ってもらったお店です。ですから親子二代にわたってそのクジラ専門店に通っていることになります。

 

実はこのお店去年仙台の大将が亡くなり代替わりしたばかりなのです。もちろん味の方は全く変わることなく先代の教えを守って店の味を守っているようです。そんなこのお店も先代が亡くなった時は相続の事で結構揉めていたようです。なにせこのクジラ専門店は一宮市には一件しかないのもあってか、めちゃくちゃ繁盛してきました。それもあって財産の方もかなりのものだったそうです。もちろんそれを知っている親戚が財産の一部だけでもと思い寄ってきてはあれこれと言い出します。

 

すると次から次へとカネに群がる親戚が増えていったそうです。それを見た後継ぎがこれはたまったものじゃないと思ったのか、法務事務所に勤める友人に頼んで相続問題を解決してくれと頼みこんだそうです。そしてその相続問題を担当したのが石黒法務事務所だったのです。石黒法務事務所と言えば一宮市内では知らない人はいないというほどの法務事務所です。そのクジラ屋の相続問題に群がっていた人たちも霧が霧散するようにしていなくなったそうです。それからは石黒法務事務所が相続手続きに必要な書類等必要な物をすべて用意し、瞬く間に相続問題を片付けたそうです。

 

それを見ていた跡取りはこんなに早く解決してくれるならもっと早く頼んでおくべきだった。とこぼしていました。その話を聞いて僕ももしそんな時が来たら石黒法務事務所に頼もうと思いました。そして今日もクジラ屋さんに来て一杯飲んでいるところです。こうしてクジラ料理を提供してくれる大将を見ていると以前相続問題で悩んでいたころがウソのようです。今後も美味しいクジラ料理を提供してもらえればなぁ、と思います。いくら食べてもここのクジラは飽きが来なくて美味しいです。僕の彼女も一宮市内にある飲食店の中で個々のお店が一番のお気に入りなのです。